2018年11月30日金曜日

油揚げの油抜き|油揚げが美味しくなる下準備♪

11月ももう終わりだというのに今年は寒くなるのが遅くまだ暖かいですね。
うちの植物の中で冬に弱いモノたちは部屋に入れてやらねばと考えてはいるものの、まだ暖かいので外で頑張っています^^

こんにちは!

前回に引き続き油揚げの記事をアップしていきたいと思います。
今回は油抜きについて、油抜きの方法や必要性、油揚げの保存方法などをまとめていきますね。




油抜きとは?

油抜きとは、油揚げだけじゃなく厚揚げやひろうす(がんもどき)、おでん種の練り製品など油を使って揚げた食品の油の臭みや表面についた油を取るためにすることを言います。

油で揚げたものをわざわざ油を抜く必要があるのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、よりおいしく、素材の味を引き出すため油臭さを取る下ごしらえです。
油抜きをすると、表面の油が取れてヘルシーになりより味の浸み込がよくなるのです!

油抜きをする?しない?


次に油抜きという下ごしらえについてですが、油抜きをする?しない?

以前は揚げ油の油が古く体に悪いと言われていましたが、油抜き不要などと表示されているメーカーもあり油抜きに対する必要性が前より少なくなっているように思います。
しかし、インターネットの普及により情報が溢れ出すと油抜きをしないよりしたほうがいいのではないか、その方が安全性から見ても安心だという方向に意見は傾いているようですね。

でも味噌汁の具に入れるくらいだったら、量的にも少ないので(製造過程の油にもよりますが)油抜きをしなくてもいいとおもいませんか?逆に油抜きをしすぎると油のコクがなくなってしまい美味しくなくなります。


いなり寿司はどうでしょう!いなり寿司はしっかりと味を浸み込ませ、甘辛い味の油揚げとすし飯の酸味の効いたご飯とが合わさって完成される味の料理です。そのため不必要な油は取り除きたい!!油抜きは必要な下ごしらえになりますね。

油抜きはその料理に合わせてする下ごしらえとして捉えてはどうでしょう!


さて次に、油抜きには手軽で簡単!な下ごしらえからしっかり油抜きをする下ごしらえまで数通りの方法があります。それをご紹介したいと思います。

油抜きの方法


手軽で簡単な方法から手間がかかりしっかり油抜きが出来る方法までを順にアップしていきます。

①キッチンペーパーで油抜き

いちばん簡単な方法はラップ→キッチンペーパー→油揚げの順に置き、油揚げをキッチンペーパーで巻いてその上にラップで巻く。両手でラップの上から押さえて油を押し出す。


 これで少しは油抜きが出来ます。ラップは敷かなくてもいいですが、敷いて作業をするとあとで油まみれにならずにすみますね。^^
そのまま刻んで味噌汁の具にしたり、 表面をあぶって焦げ目をつけ刻んで酢の物に入れたり。

 ②レンジで簡単油抜き

次に簡単な油抜きはレンジで加熱することです。さっきの手で押さえる簡単な方法のラップで包んだ油揚げをそのまま電子レンジ500~600w 30秒で加熱する。

加熱した後少し粗熱が取れてから手で押さえるとキッチンペーパーに油が浸み込んでいるのがわかります。油揚げについていた油をキッチンペーパーが吸い取りました。


③熱いお湯で湯通し油抜き

次に簡単な油抜きはやかんや鍋で湯を沸かし、沸騰した熱いお湯でザルの中の油揚げに両面お湯をかけ粗熱が取れたら軽く絞る方法です。

この方法も熱い湯をかけるだけなので簡単と言えば簡単な方法ですね。
炊き込みご飯などに良いですね。

熱いお湯をかけるのでやけどには気をつけてくださいね!!

④3分沸騰鍋で油抜き

次に私のブログのいなり寿司レシピ【ひとくちいなり寿司レシピ♪『マツコの知らない世界』いなり寿司“和家”】でもご紹介した方法の油抜きです。この方法はしっかりと油抜きをしたいときに使う方法です。(ブログでは10分になっています。名店の方法の油抜きなので少し違います。)
沸騰した湯に油揚げを入れて3分間煮る。そのあとザルにあげ湯を切る。

この方法がいちばんしっかりと油抜きをしています。味をしっかりと浸み込ませたい煮物などに向いています。

油揚げの保存方法

上記にまとめた油抜きの方法で下ごしらえをしたら、油揚げは冷凍保存が効くのでラップで包んで保存袋に入れ冷凍庫で保存します。用途に応じてその都度取り出し使いましょう。

私は油抜きをした油揚げに甘辛い煮汁で煮てラップで包んで保存袋に入れて冷凍保存をします。うどんを作った時の具にするためです。昼食にうどんを作り煮込むときに一緒に冷凍した油揚げの甘辛煮と青ネギを入れて“きつねうどん”にします。
油揚げの甘辛煮はあっさりとしたうどんによく合いとっても美味しいですよ^^

まとめ

今回は油揚げや練り製品などの油抜きについての記事をご覧いただきました。油揚げの単なる下ごしらえですが、下ごしらえ次第でちょうどいい加減の旨味を引き出し味わうことが出来ます。
そう思うとちょっとした手間を惜しいとも思わなくなりますよね!
今回の記事で油揚げが日本の食卓に常にかかわっている存在だということがお分かりいただけたのではないでしょうか?
そして少しでも私のブログ記事がお役に立てたなら嬉しいです。

最後までブログに目を通して下さりありがとうございましたm(__)m

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